イギリス鉄道の予約方法【超まとめ】

この記事では、イギリスの電車・鉄道のチケット予約購入方法、乗り方について紹介します。

イギリスを旅行をする際に、便利な移動手段は、鉄道・電車です。ロンドンから近郊のオックスフォードやブライトンに行ったり、エディンバラ、グラスゴーというようなスコットランドの都市にも行ったりできます。

でも、初めて、異国の地で、自分でチケットを購入して、乗車するのはちょっと不安だったりしますよね?

しかも、イギリスのチケットは、購入する時期やチケットの種類によって、大きくチケット料金が異なります。予備知識がないと、高額なチケットを購入してしまうリスクもあります。

と〜げ

私も、初めてイギリスに行ったときは、よくわからずに、通常の4,5倍の料金のチケットを買ってしまった経験があります。

そこで、今回は、イギリス鉄道の知識、チケットの種類、チケット予約購入方法、乗り方を紹介します。

また、チケットをオンラインで予約購入ができるTrainline というサイトについても紹介します。

チケット予約をしよう!

イギリス鉄道・ナショナルレール(National Rail)

イギリスを旅行する際は、基本的にナショナルレール(National Rail)の鉄道・電車を利用します。

イギリスの鉄道は、元々イギリス国鉄によって運営されていましたが、1997年に民営化されて、現在は、約24の事業者によって運営されています。

これらの事業者は、列車運行会社協会(ATOC, Association of Train Operating Companies)に加盟しており、その協会に加盟する運行会社の統一ブランド名が「ナショナルレール(National Rail)」です。

と〜げ

ナショナルレール(National Rail)」という一つの会社が運営しているわけではないということです。

ナショナルレール(National Rail)のロゴは、このような2つの矢印(Double arrows)のものです。ナショナルレール(National Rail)駅にはこのロゴがあります。

ロンドン・ブリッジ(London Bridge)駅のように、駅名が、地下鉄の駅と、ナショナルレール(National Rail)の駅のそれぞれで存在する場合は、ロゴを目印にしてプラットフォームまで行くようにしましょう。

イギリス旅行では、ナショナルレール(National Rail)を基本的に利用します。しかし、イギリスのすべての電車・鉄道が、ナショナルレール(National Rail)というわけではありません

例えば、イギリスの都市の地下鉄や路面電車のほとんどは、ナショナルレール(National Rail)に属していません。

ロンドンの地下鉄もナショナルレール(National Rail)ではありません。そのため、ロンドンの地下鉄で使用されるオイスター・カード(日本のSuicaやPasmoに相当する電子マネーカード)は、基本的に、ナショナルレール(National Rail)の駅では使用できません(全路線に対応していく計画はある、一部駅で使用可能)。

また、ヒースロー空港とロンドン中心部を結ぶヒースロー・エクスプレスや、ロンドンからパリへと繋がるユーロスターも、ナショナルレール(National Rail)に属していません。

イギリス鉄道のチケットについて

イギリスの鉄道のチケットは、チケットの種類、時間帯・曜日、鉄道会社、購入時期によって、料金が大きく変わります。普通に数倍単位で変わってきます。

と〜げ

チケットの料金体系は非常に複雑で、イギリス人でも完全には、仕組みを理解していないらしいです。

ここでは、チケットの種類、安く購入する方法について紹介します。詳細については別記事で書いているのでリンクから飛んで読んでみてください。

チケットの種類

チケットは、大きく分けて3種類あります

Advance(アドバンス)

出発日の12週間前から発売されるチケット

  • 料金が安い
  • チケットの日付・電車のみ乗車できる(自由度が低い)
  • シングル(片道)チケットのみで、リターン(往復)チケットはない。
  • 払い戻し不可(手数料により変更は可)

と〜げ

最も安いチケットです。事前に予定が決まっているなら是非とも買いたいチケットです。

Off-Peak(オフピーク)

朝・夕方の混雑する時間ではない、混んでいない時間帯のチケット

  • 料金が安い
  • Off-Peakの電車であればどの電車にも乗車できる(自由度がちょっと高い)
  • Off-Peakの時間帯は時期、曜日、鉄道会社によって異なる。
  • 払い戻し可能(手数料あり)

と〜げ

Advance(アドバンスチケット)の次に、料金が安いチケットです。

Anytime(エニータイム)

どの電車に乗ってもいいチケット

  • 料金が高い
  • 1日のどの時間帯の電車にも乗車できる(自由度が高い)
  • 払い戻し可能(手数料あり)

と〜げ

予定をあまり決めない自由度の高い旅行をしたいときに便利です。料金が高いですが。。。

基本的なチケットの種類を3つ紹介しました。

しかし、チケットの種類はさらに細かいものもあります。Off-Peak returnやAnytime day returnのようなチケット種類について理解したい人はこちらの記事を読んでみてください。

チケットを安く購入する方法

チケットを安く購入するためのポイントは2つです。

1つ目のポイントは、Advance(アドバンス)かOff-Peak(オフピーク)のチケットを早めに予約購入することです。

事前に旅行の計画がきっちり決まっている場合は、Advance(アドバンス)チケットを、発売される出発日から12週前から、できるだけ早く予約購入をしましょう。

もし、何週間も前から旅程を確定するのが難しい場合は、数日前にOff-Peak(オフピーク)チケットを予約購入しましょう。少なくても前日までに購入しておきましょう。

チケット種類によってどのくらいチケット料金が違うのかや、早めに予約購入するとどのくらい安いのかについては以下記事を読んでみてください。

2つ目のポイントは、オンラインで購入することです。

チケットは、駅の窓口やチケットマシーンでも購入できますが、オンラインの方が安いチケットを探しやすいので、オンラインで購入した方がいいと思います。

特に、私が安いチケットを探しやすいサイトとしておすすめなのが、Trainlineというサイトです。

Trainlineは、すべてのチケット種類の料金を一覧で見ることができたり、その日の最安値のチケットを探しやすいです。さらに、前後数日間の最安値や、1か月以内の最安値のチケットを探すことも可能です。

Trainlineについては、次のチケット予約購入方法(Trainline)で紹介します。

と〜げ

旅行中にネットが使えなくてオンライン予約購入ができない場合は、窓口で購入してください。窓口で購入する場合も、早めに購入した方が安いので、早めに購入しましょう。

窓口の人に、『安いチケットがほしい』という旨を伝えると、ちゃんと安いチケットを教えてくれます。

番外編MEMO

イギリス鉄道には、ブリットレイルパス(BritRail Pass)という乗り放題パスがあります。数日間単位から購入できて、その期間であれば、どこで、いつ、どんな鉄道に乗ってもOKというパスです。

短期間で自由に数都市を回るような旅行をしたい人向けです。普通にチケットを買うよりも安く済む場合もあります。

興味がある人はこちらの記事を読んでみてください。

チケット予約購入方法(Trainline)

ここでは、Trainlineというサイトを使ったチケット予約購入方法について説明していきます。

チケット予約をしよう!
STEP.1
チケットの検索

From:ロンドンからTo:ブライトンに行く電車を検索してみましょう。

【One Way:片道、Return:往復、Open Return:復路の時間的自由度が高い往復】

STEP.2
チケットの選択

往路、復路それぞれのチケットが、時間帯ごとに表示されます。また、Standard(2等)と1st class(1等)の両方が表示されます。

他の時間帯を見たい場合は、「< Earlier , Later >」をクリックすると見れます。

チケットを指定すると、右側に合計金額(このチケットは£10)が表示されます。また、その下に往路、復路それぞれのチケットタイプ、乗車時間などが表示されます。

このチケットの場合、以下のような内容です。

  • OUT(往路)、発車時間:10:55(木 1月24日)
    ロンドンヴィクトリア駅 → ブライトン駅
    時間:1時間7分、乗り換えなし
    Advance Single  £5.00

    • 特定列車のみ。返金不可
    • 予約されたSouthernラインのみ有効
  • RETURN(復路)、発車時間:10:33(金 1月25日)
    ブライトン駅 → ロンドンヴィクトリア駅
    時間:1時間2分、乗り換えなし
    Advance Single  £5.00

    • 特定列車のみ。返金不可
    • 予約されたSouthernラインのみ有効

 

下の方には、Off-Peak Returnなどの往復券が表示されます。

Off-Peak Returnとは、指定の日付のOff-Peak時間ならいつでも往路便に乗れて、1か月以内のOff-Peak時間ならいつでも復路便として乗れる、制約の少ないチケットです。

 

下の方の「View all single tickets 」をクリックすると、すべてのチケット(Advance, Off-Peak, Anytime)が表示されます。

 

好きなチケットを選んで、「Continue」をクリックします。

と〜げ

チケットの種類について詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。

STEP.3
座席選択

座席指定の選択ができます(座席指定可能な列車の場合)。

往路(Outward journey)、復路(Return journey)それぞれに対して、『Would you like to reserve a seat ?(座席指定をしますか?)』の、Yesにチェックをすると座席指定をすることができます。

と〜げ

直接、7のCというような座席指定はすることができずに、いくつかの項目から希望のものを選ぶと、それに合った座席が自動的に決まるシステムになっています(以下)。

Direction(向き)
  • No preference(指定なし)
  • Backward facing(後ろ向きの席。進行方向と逆向きの席)
    他の乗客と対面して座るタイプ。テーブルを挟んで座る場合もあり。
  • Forward facing(前向きの席。進行方向向きの席)
    他の乗客と対面して座るタイプ。テーブルを挟んで座る場合もあり。
  • Airline style(飛行機のシートのような席)
    他の乗客と対面して座るタイプではない。テーブルを挟んで座るような席ではない。
Position(位置)
  • No preference(指定なし)
  • Window(窓側)
  • Aisle(通路側)
  • Individual (First Class Only)(個人席、1等のみ)
Coach Type(車両タイプ)
  • No preference(指定なし)
  • Quiet(静か)
    携帯電話の使用、会話などが禁止されている車両のこと。

また、いくつかの項目へチェックもできます。

  • Table Seat(テーブルがある席)
  • Near Luggage Rack(荷物置き場に近い席)
  • Power Socket(電源がある席)
  • Near Toilet(トイレに近い席)

と〜げ

選んだ条件通りの席が自動的に決まります。

この場合、往路は、39番の席です。復路は、予約ができない列車のようで指定はできません。

STEP.4
サインイン

アカウントの登録が必要なので、「I’m a new customer」を選択して登録します。facebookやGoogleのアカウントでもサインインできます。

STEP.5
チケットの受け取り方選択

2通りあります。

  • Collect from any station with a ticket machine
    駅のチケットマシーン(発券機)で受け取る。
  • e-ticket skip queues with our mobile app
    e-チケットをダウンロードする。

と〜げ

アプリを使うのは最近導入されたみたいです。アプリは電子チケットとして使えるので便利です。

STEP.6
支払い情報を選択して購入

その後、クレジットカード情報かPayPalの情報を入力して、購入になります。完了後、確認メールが届きます。

完了
チケット予約をしよう!

Trainlineの使い方については詳しくこちらの記事でも紹介しています。

チケットの受け取り

チケットの受け取り方としては、先に示した2通りの方法があります。

  • Collect from any station with a ticket machine
    駅のチケットマシーン(発券機)で受け取る。
  • Skip queues with our mobile app
    trainline のアプリでダウンロードする。

ここでは、駅のチケットマシーン(発券機)で受け取る方法について書きます。

チケットの受け取りには、以下2つが必要になります。

  • 予約確認メールに書いてあるcollection reference(予約番号的な)
  • 予約購入時に使ったクレジットカード

チケットの受け取りは、予約確認メールから2時間以内にできるようになります。

 

では、受け取り手順を説明していきます。

STEP.1
チケット発券機を見つける

まず、駅に行って、チケットマシーン(発券機)を見つけます。

STEP.2
Collect prepaid ticket(s)を選択

STEP.3
チケット購入に使ったクレジットカードを挿入

「チケット購入に使ったクレジットカードを挿入してください(カードに請求はされません)

STEP.4
予約番号を入力

STEP.5
往路チケット、復路チケット、レシートの計3枚を受け取る

完了

電車の乗り方

電車に乗る前に、何番プラットフォームから出発するのかを、電光掲示板で確認しましょう。

Platのところで、何番か確認できます。この場合は、10番です。

イギリスの電車は、プラットフォームが決定するのが、出発の直前だったりするそうで、中々表示されませんが、表示されるまで待って、所定のプラットフォームに行って乗りましょう。

イギリス鉄道のまとめ

  • イギリス旅行をする際は、基本的にナショナルレール(National Rail)を使用する。
  • チケットの種類は、大きく3種類ある。
    • Advance(出発日の12週間前から発売されるチケット)
    • Off-Peak(朝・夕方の混雑する時間ではない、混んでいない時間帯のチケット)
    • Anytime(どの電車に乗ってもいいチケット)
  • チケットを安く購入するには、事前に早くAdvance、Off-Peakのチケットをオンライン購入すること。
  • チケット予約購入サイトは、Trainline がオススメ。
  • チケットの受け取りは、チケットマシーンで(予約番号と購入に使ったクレジットカードが必要)。または、アプリで電子チケットとして使う。
  • イギリスの電車は、発車プラットフォームが決定するのが発車の直前だったりする。
ロンドンおすすめホテル

ロンドンのキングスクロス駅のすぐそばにある『プレミア イン ロンドン キングスクロス』というホテルがおすすめです。

21 COMMENTS

Tara

と~げさま、こんにちは。
5月下旬にロンドンからリバプールへ行く予定です。そこでヴァージントレイン利用したいと思い、ヴァージントレインサイトで予約試みたのですが。希望日ではオフピークという料金しかできず、一等も二等も購入できますが、どちらも座席指定ができません。オフピーク料金というものは座席指定できないなでのでしょうか?
別な日では、アドバンス料金で安くてしかも座席指定ができます。教えて頂けると幸いです。

返信する
と〜げ

Taraさん,コメントありがとうございます.

一般的に,オフピークだから座席指定ができないということはありません.しかし,路線や時期(曜日,時間)によってはそういう場合もあるのかもしれません.

ヴァージントレインサイトを見てみると, 3.Choose seatsのSeating preferencesのWould you like to reserve seats ?をYesにすると,座席予約ができそうに見えます.

すみませんが, 詳細はわかりません.

返信する
Tara

とーげさん、早速のご回答有り難うございました。
おっしゃる通り、オフピークだから座席指定できないって事はないんですね。土日の予約でしたので、混雑しそうな時期はダメなのかも。
購入時に座席yesで進んだのですが、結果座席指定できてませんでした。お忙しいところ有り難うございました。
また、とーげさんブログ記事読ませていただきます。

返信する
eco

と~げ さま
こんばんは。ecoと申します。
来年5月にヨークへ行く計画をたてています。
チケットの予約~発券がわからないところにこちらの記事を発見しました。詳しい
説明をありがとうございます。うれしいです。
ところでイギリスの列車はあらかじめ指定席をとれないと聞きました。
私はヨーク→キングスクロスの乗車券を購入しようと思っているのですが
指定をするのはヨーク駅の窓口でしなければいけないのでしょうか?
それともロンドンの主要駅(パディントンやヴィクトリア駅)でも可能でしょうか?
やはりロンドンであればキングスクロス駅でなければダメでしょうか?
(ネットでは指定できないのですよね?)
ご存知でしたらご教示をよろしくお願いします。

返信する
と〜げ

ecoさん,コメントありがとうございます.返信遅れてすみません.

イギリス鉄道の中には,座席指定ができない会社もいくつかあるようです.しかし,すべての列車が指定席がとれないわけではないようです.

ブログ内で紹介しているTrainlineというサイトでは,座席指定が可能です.York→KingsCrossの列車では,座席予約ができるようです.

返信する
eco

と~げさん、回答をありがとうございました。
そうですか、できるのですね。
3ヵ月前になって購入できるようになったらトライしてみます。
イギリスの鉄道はわかり辛いのでと~げさんの記事で
勉強させていただいています。
今回は本当にありがとうございました。

返信する
と〜げ

ecoさん,
ブログ記事に座席指定の内容も追加したので,よかったら見てみて下さい.
また,何かありましたらコメントください.私もイギリスの鉄道についてはよくわかっていないところもありますが,お答えできる範囲でご回答させていただきます.
コメントありがとうございました.

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です