ちむ子
民泊届出が受理されたあと、届出住宅の立入検査があるらしい。立入検査ってどんな感じなの?
こういった疑問に答えていきます。
民泊新法による届出住宅としての民泊(住宅宿泊事業法)の届出をした後に、行政による立入検査があります。自治体によっては立入検査がないところもありますが、私が届出した北海道では立入検査がありました。
今回は、民泊届出が受理されたあとの、行政による立入検査について紹介します。あくまで北海道で届出をした私の実体験を元に書きます。自治体によって異なる点もあるかと思いますが、参考にしていただければと思います。
民泊の届出方法についてこちらの記事を読んでください。
関連記事:民泊新法!届出先・届出方法を紹介
民泊の立入検査について
立入検査は、自治体によってはないところもあります。私が届出をした北海道では立入検査がありました。
私の届出住宅は北海道赤平市にあるので、北海道空知総合振興局産業振興部商工労働観光課観光振興係の方が立入検査に来てくれました。
いつ行うのか?
民泊の届出が受理されて、民泊標識など資料一式が郵送されてきた翌日くらいに、上記部署の方から立入検査をする旨の電話がありました。そして、日程調整を行い、10日後の午前11時から立入検査を行うことになりました。
流れはこんな感じ。
- 9月5日:民泊標識等資料一式郵送
- 9月6日:北海道空知総合振興局から立入検査の連絡
- 9月17日:立入検査
何をするのか?
では、立入検査は何をするのか?私の場合は以下。
- 届出住宅が図面通りかのチェック
図面を見ながら住宅をチェックされました。また、写真を撮影されます(外観、宿泊室、浴室、トイレ、キッチン、洗面台、リビング、標識など)。 - ハウスルールの冊子、宿泊者名簿の準備について
「準備してくださいね」と説明されました。私の場合、まだ作成していなかったので、作成次第メールにてPDFファイルで送付するよう言われました。 - 簡単なアンケート的なもの
なぜ民泊をするのか?的な簡単な質問をされました。また、半年後に北海道空知総合振興局独自で行なっているアンケート用紙を送付するので回答するようにという話をされました。
特に指導されることもなく無事終わったため、30分程度で終了しました。通常は1時間くらいかかるそうです。
届出が受理されて標識など資料一式を受け取り、標識の掲示や、ハウスルールや名簿を準備したら、すぐに営業してOKとのことです。
特に、立入検査が完了するまで営業してはいけないということではないそうです。立入検査の前に営業を開始してもOKです。
まとめ
- 立入検査があるかないかは自治体による。
- 民泊の届出が受理後に立入検査がある(電話がくる)。
- 立入検査は30分~1時間程度。
- 立入検査では、届出住宅が図面通りかのチェックをされる。また、簡単なアンケート的な質問もされる。
ハウスルールの冊子、宿泊者名簿の準備については以下記事を読んでください。
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