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必見!チェルノブイリ博物館に行ったみた

最初にチェルノブイリを知ったのは,小学生の社会だったかと思います.それから約20年経って,チェルノブイリ原発のあったウクライナに来ています.今回は,キエフにあるチェルノブイリ博物館に行ったことについて書きます.

 

チェルノブイリ博物館について

チェルノブイリと聞けば,イコール,チェルノブイリ原発が頭に浮かびますが,本来チェルノブイリとは,ウクライナ北部の都市の名前です.首都キエフからは,約130km 離れています.

チェルノブイリ原発のツアーがあり,参加したいと思っていたのですが,今回は見送りました.理由は,ツアーでは防護服を着るため,夏に向いてないと聞いたからです.また,結構料金が高いからです.

ツアーには,参加しなくても,キエフ市内に,チェルノブイリ博物館があります.

場所

近くに,地下鉄の駅があるので,アクセスは良好です.
こちらが,建物の入口です,一見,ここが博物館かどうかわかりません.

 

開館時間,閉館日,料金の情報

  • 開館時間;月曜日~土曜日 10;00~18:00(入館は17:00まで)
  • 閉館日:日曜,毎月最終月曜日
  • 料金:10UAH
  • 音声ガイド:50UAH(約216円)(デポジットとして,100UAH渡します)

 

音声ガイドは日本語も対応しています!やったぜ!

ちなみに,詳しい情報とかはホームページで見てください.ホームページは,日本語バージョンもあります.

日本は,世界唯一の被爆国であり,福島原発の事故も経験している国です.原子力の被害という観点では,ウクライナと日本は非常に関わりが深いです.この館内にある電子機器は日本政府からの寄贈とのことです.多額の援助を行なって来た背景もあり,ホームページにも,ガイドにも日本語が対応しているのだと思います.

 

館内の様子

館内は,1階部分と2階部分から成ります.1階に受付があり,主な展示は2階です.

ちなみに,受付のおばちゃんは非常に無愛想で,びっくりしました.ハローと話しかけると,面倒臭そうに「10UAH」と料金だけ言われました.世界中から旅行者が訪れる場所で,かつ,ウクライナや世界にとって重要な博物館の受付がこの人で本当にいいのか?と思ってしまいました.博物館への思い入れも特になく,ただ仕事としてやっているという感じでした.

なんだかなぁ...

1階部分は,福島関係の展示が主でした.入っていきなり,ウクライナ人の白虎隊がいます.白虎隊は,悲しい儚い話なんだけどわかってるのかなぁ...

 

福島原発や,東日本大震災の映像が流れています.

 

2階部分へ行く階段には,チェルノブイリ原発事故によって立ち入ることができなくなった町の名前のプレートが吊るされています.

 

2階部分の写真撮影は,お金がかかってしまうようで,やめました.写真撮影が見つかると,おばちゃんが近寄って来て,お金かかるよみたいなことを言って来ます.中には,隠れて撮影している人もいました.

2階部分の様子は,ホームページのバーチャルツアーで見れます.

 

個人的には,音声ガイドは絶対あった方が良いと思います.ないと,文字も読めないので,よくわからないと思います.しかも,日本語の音声ガイドのおっちゃんの声が絶妙でした.良い味出してました.50UAH(約216円)と安いですしね.

ちなみに,音声ガイドはボリュームたっぷりのため,博物館をしっかり見るなら,2時間くらいとっておいた方がよいと思います.

 

感想

  • 原発事故直後には,高放射線量の中,現場の担当者が対応したというガイド音声を聴きながら,彼らの写真を見ると,思わず涙がこぼれ落ちそうになりました.彼らの多くは,事故後早い期間に命を落としました担当者の功績により事故の拡大を防げた部分もあったそうです.事故後に火災の対応に当たった消防士の多くも高放射線の中での作業により命を落としたそうです.
  • チェルノブイリ原発事故があったのが,1986年.しかし,事故のあった4号炉以外はウクライナの電力事情により稼働を2000年まで続けたことを初めて知りました.
  • 展示の中で,2000年にチェルノブイリ原発の停止をした際の現場の技師達の様子を写した映像があありました.停止したあとの,技師達の表情が本当に印象的でした.事故の悲しさ,そのあとの苦労,ただもうここに来ることはないという寂しさのような,そして,終わったという安堵感のような,本当に複雑な表情でした.
  • チェルノブイリ近くの住民の避難が,当初は3日間という話だったらしい,しかし,結局それは永久になったという音声を聞いたときも,思わず涙が...
  • この博物館の特徴として,原発の作業員や後処理をした人,住民は被害者,そして,政府は悪というスタンスが強いと感じました.特に,チェルノブイリ事故の責任により,現場の責任者が禁固刑になっているのですが,それに対しても同情的な印象を受けました.実際にはわかりませんが,現場の責任者が保身のため虚偽の報告をしたという記述がWikipediaにあったりと,簡単には判断できないことが多いです.

チェルノブイリ原発事故について知る方法は,博物館に行かなくても色々あると思います.ネットで調べたり,Youtubeで映像を探したり,本を読んだりと.だから,必ずしも博物館を訪れる必要はないと思います.ただ,中々,調べよう!とは正直ならないですよね.

だから,少しでも自分の知識が深まったり,自分の新しい感情に出会うために博物館を訪れるのは良いのではと思います.キエフの中心地から近いし,料金も安いし

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