エストニア タリン 旧市街 観光スポット10選

エストニア タリンの旧市街は世界遺産に登録されている人気観光地です.今回は,エストニア タリンの旧市街の観光スポット10選を紹介します.

観光スポットの写真と簡単な説明に加えて,GoogleMap, Homepage, Wikipediaのリンクボタンを設置しています.観光前にGoogleMapのリンクからMapに場所を保存しておくことをお勧めします.

保存の仕方は以下を参考にして下さい.

参考 お気に入りの場所を保存するGoogle Map Help

観光スポット10選

聖母マリア教会(Toomkirisk)

トームペアの丘にある大聖堂です.デーン人(デンマーク人の元)によって13世紀に建設されました.エストニア本土では最古の教会だそうです.上にも登れます.

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(Aleksander Nevski katedraal)

エストニアが,帝政ロシアに組み込まれていた1894年〜1900年の間に建設された典型的なロシア復古主義のスタイルのロシア正教会の教会です.多くのエストニア人からロシア支配を想起させるものとして嫌われているそうです.

と〜げ

ロシア正教会の教会はウクライナでたくさん見たので特徴がわかってきました.

トームペア城(Toompea loss)

11世紀までにエストニア人が木造の城を建設して,13世紀にリヴォニア帯剣騎士団(騎士修道会の一つ)が占領して本格的な要塞建設を開始し、18世紀後半までの改修により,現在の外観となりました。写真の塔は,ノッポのヘルマン(Pikk Hermann)と呼ばれていて,エストニアの国旗を掲げています.

ロシア独立後は,エストニア国会の議事堂として一部使用されています(上写真).

キーク・イン・デ・キョク(Kiek in de Kök)とネイツィトルン(Neitsitorni)

城壁の一部として,2つの塔があります.

キーク・イン・デ・キョクは,15世紀末(1475年)に防御用の大砲を打てる塔として建設されました.塔には大砲を打つスペースが残っています.キーク・イン・デ・キョクはドイツ語で,「キッチンを見ろ」という意味で,かつて,この塔から近くの家々の台所を見ることができたことから名付けられたそうです.現在は博物館になっています.

キーク・イン・デ・キョクの隣には,ネイツィトルンがあります.この四角錐の塔は,乙女の塔と呼ばれるそうです.理由は,中世に売春婦の牢として使われていたからだそうです.

裏側(内部側)は,現在小さな博物館になっています.またカフェも併設しています.

と〜げ

城壁の上に登り,渡り廊下的なところを歩くことができます(無料).私は登りませんでしたが.

聖ニコラス教会(Niguliste kirik)

海運の守護聖人ニコラスに捧げられて,13世紀に建てられた教会です.1944年にソ連の空襲で一旦破壊されました.教会の前の通りにこの教会の変遷がわかる写真が掲示されていました.

空襲前は,教会の周りに所狭しと家があったことがわかります.1944年の写真では教会の塔の一部がなんとか残っています.1952年には教会の周りには家がなくなっているのがわかります.

と〜げ

エストニア(バルト三国)を語る上で,ソ連(ロシア)との関係は切り離すことができないです.タリンの町を歩くだけで,ソ連との歴史を感じることができます.

ラエコヤ広場(Raekoja plats)

タリンの旧市街の中心地です.広場には色鮮やかな建物や,レストラン,土産物屋が並びます.観光客も多いです.

広場には,旧市庁舎があります.バルト三国とスカンディナビア地方で最も古い市庁舎(1404年完成)です.中も見学することができて(6€),議会の間などを見ることができます.

聖オレフ教会(Oleviste kogudus)

13世紀半ばに記録に現れて,15世紀に大規模な改築がなされて,1840年に現在の形になったそうです.教会の塔は旧市街では最も高い建物です.ちなみにオレフとはこの建設に携わったと呼ばれる巨人の名前です(伝説).教会の外壁には石と化した彼の石像が横たわっています.

と〜げ

教会の周りにはスペースがないため,全体像をしっかりとらえた写真を撮るのは困難を極めます.私は木とかぶった写真しか撮れませんでした.

フリーダムスクエア(Vabaduse väljak)

旧市街の端にあります.軍事的なパレードや色々なコンサートが行われたりするそうです.写真の黄色の建物は,St. John’s Church (建設1862-67)です.右側の青い空間は,地下からショッピングモールに繋がります.このスクエアで,ソ連独立後に,エストニアの独立式典が行われました.

と〜げ

Wikipediaのページで,昔の写真が見れます.今と同じようにキーク・イン・デ・キョクや聖ニコラス教会が遠くに見えます.

ヴィル門(Viru Väravad)

その名の通り,旧市街への入り口です.レストランやカフェなどが通りに並んでいます.また,人通りも結構多い場所です.

と〜げ

近くのベンチに妙にオヤジくさいブタが座っています...

展望台(Vaateplat)

タリンの旧市街を見晴らすのにちょうど良い展望台がトームベアに2つあります.GMapで場所を確認してください.この写真はPatkuli Vaateplatvormからの眺めです.

と〜げ

展望台からは旧市街の眺めだけでなく,バルト海や観光地ではないタリンの街並みも見えます.旧ソ連時代に建てられたと思われる建物も見つけることができます.是非訪れてほしい場所です.

最後に

バルト三国に来て,初めて「地球の歩き方」を購入してみました.正直,情報なんて簡単にネットで手に入るし,地球の歩き方なんて必要ないと思っていたのですが,考えを改めました.非常に情報量が多く,これほど,観光時に持っていたら良い本はないと今では確信しています.

初めて購入してわかったのは,観光スポットについて書かれているブログは,地球の歩き方の文章のパクリが多いことです.写真以外完全パクリというブログもありました.

今回の私のブログも,地球の歩き方,Wikiからの情報を纏めました.

エストニア観光情報まとめ

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