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エストニアが国家ICO!?仮想通貨エストコインEstcoin

エストニア共和国がICO(Initial Coin Offering)を計画しているそうです.ICOというのは,仮想通貨で資金調達することです.最近,どこどこの会社がICOで100億 調達したみたいなニュースをよく見るかと思います.エストニアは国家として,ICOを世界で初めてしようとしています.

今回は,エストニアのICO計画について書きます.e-Residencyプログラム,Estcoin(エストコイン)については,e-ResidencyのManaging DirectorであるKaspar Korjus氏の公式ブログからの抜粋を中心に書いています.

 

エストニアはIT先進国

エストニアはバルト3国の1つです.地理的には3国の中で最北に位置して,フィンランドとも近い国です.過去には,ソビエト連邦やナチス・ドイツに占領された時代もありましたが,1991年に独立しています.その後,2004年にはEU,NATOに加盟しています.

 

エストニアは,ITに力を入れており,IT先進国として知られています.

  • IT産業が堅調のため,e-stoniaと呼ばれる.
  • 外国のIT企業の進出も多くソフトウェア開発が盛んである.Skypeを産んだ国である.
  • NATOのサイバー防衛協力センターがタリン(エストニアの首都)にある.
  • 2007年に世界で初めて議会選挙にインターネット投票を利用した.
  • ITを行政に活用する「電子政府」を構築しており,インターネット経由で行政サービスを提供している.

 

e-Residencyプログラム

ICOの話の前にこのプログラムについて説明をしておく必要があります.

エストニアはe-Residencyプログラムを使用しています.これは,インターネット経由で行政サービスを利用できるものです.実は,既に3年も前にこのプログラムを開始しています.

このプログラムのすごいのは,ただエストニア国民が電子化で便利だね〜というだけではなく,エストニアに住んでいない外国人もe-Resident(e- 居住者)になることができて,サービスにアクセスできるのです.

そして,現在138カ国から22000以上の人がe-Residentに申し込んだということです.なんと週の申込はエストニアの出生率よりを超えているらしいです.

 

これについて,e-ResidencyのManaging DirectorであるKaspar Korjus氏はe-Residencyについて3年前を振り返って公式ブログで以下のように語っています.

‘Estonia has just 1.3 million residents, but what would happen if our country had 10 million digital residents too?’

エストニアは130万人の居住者がいる,しかし,もし我々の国が1000万のデジタル居住者を持つと何が起こるだろうか?

 

その時,すべての国民と居住者は完全にオンラインでエストニアの公共サービスにアクセルできる安全なデジタル アイデンティティを得ることにできるだろう.これは役所手続きを最小限にして,毎日の生活をもっと簡単なものにする.特に,起業家にとって.

だから我々は思った.なぜそこで止まるのか? 我々のデジタルインフラは現在の人口よりももっと多くのユーザーを扱うことができる.

もし,誰でも,どこからでも,エストニア政府によって発行されたデジタルアイデンティティに申し込むことができれば,彼らは我々の公的電子サービスとビジネス環境にアクセスできるだろう.

彼らは,我々と同じ多くの利点を楽むことができるだろう,特に,会社を始める,経営するときに,彼らが世界のどこにいようとも

結果として,エストニアはe-Residencyを開始させた最初の国になった.

公式ブログ

 

いや〜,すごいですね.役所の電子化が進んでいるだけでなく,エストニア国民でなくてもe-Residentとして,公的サービスにアクセス可能なんて.こういう国だと,公務員の仕事も日本のそれとは大きく違うんでしょうね.

 

ちなみに,e-Residencyの申込はこちらから可能です.良ければどうぞ.E-Residencyについてのホームページはこちらです.

 

‘Estcoin’(エストコイン)とは?

エストニアは,国家としてICOを計画しており,e-Residents に向けて‘Estcoin’(エストコイン)という仮想通貨を発行しようと検討しています.

Kaspar Korjus氏は,公式ブログ内で以下のように書いています.

‘Estcoin’(エストコイン)は公的と私的両方のサービスに対しての支払いとしても受け入れられるだろう,そして最終的に,グローバルで使われる通貨として機能するだろう.

‘Estcoin’(エストコイン)は,今日,名前としてしっくりきている.しかし,長期的には正しい名前ではないかもしれない,なぜなら,‘Estcoin’(エストコイン)はエストニアだけでなくグローバルで使用されるだろうから.

‘Estonia has just 1.3 million residents, but what would happen if our country had 10 million digital residents too?’

公式ブログ

 

 

ICOで調達した資金はどう使うのか?

これについて,Kaspar Korjus氏はこう書いています.

調達した資金は,PPP(Public Private Partnership)で管理される.

調達した資金により,エストニアが,AI(人口知能)やスマートコントラクト(自動化された契約)のような新たなテクノロジーやイノベーションに投資することを可能にするだろう.

資金は,エストニアの会社をサポートするのに使われるだろう.

さらに、資金の大部分は、投資家に代わってコミュニティ運営のVC(ベンチャーキャピタル)として使用されるだろう.

公式ブログ

 

つまりまあ,投資に使うということです.(纏め雑ですまない).

 

今後について

Kaspar Korjus氏は,次のステージとして,‘Estcoin’(エストコイン)の価値と投資がデジタル国家の発展にどう使用されるのかということの概要をしめした”ホワイトペーパー”を提供する予定とのことです.

今後,さらなる情報を得たい場合は,こちらのサイトにおいて,メールアドレスを登録すると,‘Estcoin’(エストコイン)の情報を受け取れるとのことです.

 

この画面で,メールアドレスを入力して,「Sign Up」をクリックします.

 

Estcoinから登録したメールアドレスにメールが来ます.「Yes,subscribe me to this list.」をクリックします.

その後に,reCAPTCHAの画面になり,「私はロボットではありません」にチェックを入れて,送信して完了です.

 

最後に

国家が仮想通貨を発行するなんて,近い未来には,本当にお札や硬貨はなくなりそうですね.にしても,エストニアってこんなにITに関して先進的な国だったんだな.近いうちに行ってみるか.

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