会社を辞めるとき,「周囲の言うことを気にする必要がない」と思った理由

私が会社を辞めることが周囲に広がったときに(なぜか知られていました,モラルが低い会社です),何人かの同僚から声をかけていただきました.その言葉を聞いてみて,私は,周囲の言うことを気にする必要がないと確信しました.今回は,そう思った理由についてラフに書きます.

 

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周囲から言われたこと

考えが甘い!

同僚から,「海外に言った後に,どうするの?」と聞かれて,私は,「わかりません,決まっていません,まあ,お金なくなったら,日本でまた就職もできますし,なんとかなると思ってます.」と答えると,「考えが甘い!」と言われました.確かに甘い考えかもしれません.

しかし,その同僚は学校卒業以来20年以上もその会社に勤め続けている方でした.しかも,私のようなエンジニアではなく事務職の方でした.転職の経験すらないのに,あなたに何がわかんだよ(笑)と思いました.

この人の頭の中では,「会社を辞める = 悪いこと」という等式が成立しているのだと思います.

 

いい歳してフラフラしてていいの?

同僚から,ちょっと非難的に言われました.私は,「フラフラしたいんです.」と答えました.

私は,「この歳だから,これをやらなければいけない」というようなことはないと思います.小学生がゲートボールやろうが,おじいちゃんがスケボーやろうが自由です(ちょっと例えを間違えました笑).

ただ,この同僚の中では,「会社に真面目に勤め続けて,30歳までには結婚して,35歳までにマイホームを持って,40歳までに課長になる」みたいな正しい人生があって,それと違う人生は間違いという考えがあるように思いました.

 

遊べるのはこれで最後だよ!

同僚から,「遊べるのはこれで最後だから,思いっきり楽しんで来て!」と言われました.楽しむのは楽しむんですが,最後って何?と思いました.なぜ,最後だと言えるのだろうか

その人が言うには,結婚して子供が生まれると,遊べなくなるからということでした.確かに,そういう面もあるかもしれませんが,結婚しても楽しく遊んでいる人はいるだろうし,結婚しないという選択肢だってあります.

ただ,この人の中ではその選択肢は存在しないようでした.

 

周囲の言うことを気にする必要がない理由

【周囲の人 = 洗脳されている人】だから

会社の周囲の人なんて,ほとんどが,いわゆる会社に真面目に勤め続けて,30歳までに結婚して,35歳までにマイホームを購入して,40歳までに...みたいな人生が正しいと洗脳されている人がほとんどです.辞めるときに本当にそう思いました

そこから外れる人生は悪い人生と考えている人の言うことを気にする必要はありません

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)

 

【周囲の人 = 経験がない人】だから

同僚から,何考えてるんだ!甘い!的なことも言われました.しかし,よく考えて見ると,それを言う人は,会社を辞めた経験もないし,長期間海外に行ったこともない人達です.彼らは,会社を辞めて大変な目にあったわけでもなく,海外に行って辛い経験をしたわけでもありません.

経験すらない人の言うことを聞く必要はありません.会社を辞めて苦労したという人が言うなら,聞く耳を持ってもよいと思いますが.

何かをやろうという人にネガティブなことを言う人って,ほとんどがその経験がない人だと思います.

 

ここでいう周囲とは

ここでいう周囲とは,上記で書いたような洗脳されていて,経験もないのに,自分と同じ生き方をしない人を認められない人のことです.日本企業に務める会社員に多いタイプかと思います.
もちろん,自分の経験や客観的事実に基づいた意見を,素直に聞くことは非常に大切なことだと私は思います.

 

最後に

なんかちょっと悪口みたいに,なっちゃいましたが,決して,今回書いた「周囲の人たち」の生き方を否定しているわけではありません.ただ,彼らの言うことを気にする必要なんてないということです.

リヴィウの宿で会ったアメリカ人に,「東ヨーロッパを旅するために,会社辞めたんだ!」と言ったら,「あまえは最高だ!良い生き方だ!」と言われました.まあ旅すると,会社員時代の周囲とは異なる周囲ができるわけですね.

 

ちょっと独り言

やっぱり会社員を悪くいうような文章になってしまっているように感じます.おそらく,自分の中で,会社で活躍できなかった負い目のようなものがまだあるのかと思います.う〜ん,痛いな,自分というか,私,めっちゃ周囲の言うこと気にしてるな,逆に,たぶん.

 

 

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