【Bing Image Search API v7】学習用の画像を収集してみた!

私は今、Aidemy Premium Planという、未経験者が3か月で機械学習、ディープラーニング、データ分析、AIアプリ開発まで最先端技術を幅広く学べるオンライン学習サービスで勉強しています。

そして、AIアプリ開発コースにおいて、AIアプリの自主制作に取り組んでいます。

私が製作しているアプリは、『嵐のメンバーでいうと誰?』というアプリです。顔画像をアップロードすると、嵐のメンバーで最も似ているメンバーを教えてくれるというアプリです。製作の大きな流れはこんな感じ。

  • 学習用の画像の収集
  • 嵐メンバーの学習
  • アプリに実装

今回は、Bing Image Search APIを使った画像の収集について紹介します。Bing Image Search APIを使用すると、画像検索したときの画像を収集することができます。その方法について書いていきます。

と〜げ

なぜ、GoogleやYahooではなく、Bingにしたかというと、こちら(Yahoo、Bing、Googleでの画像収集事情まとめ)の記事でBingがたくさん画像を収集できると紹介されていたので使いました。

Microsoft Azure(マイクロソフト アジュール)に登録

Bing Image Search APIを使用するには、Microsoft Azureに登録する必要があります。Microsoft Azureとは、マイクロソフトのクラウドプラットフォームのことで、様々なサービスを使用できます。サービスの1つがBing Image Search APIです。

では、手順を説明していきます。

まず、Microsoft Azureにアクセスします。「無料で始める >」をクリックします。そして、Microsoftのアカウントでログイン(ない場合は登録する)します。

Azureに以下情報でサインアップします。

  • 自分の情報
  • 電話による本人確認
  • カードによる本人確認
  • アグリーメント

「ポータルに移動」をクリックします。

Bing Image Search API v7のkeyを取得

次に、APIのkeyを取得していきましょう。

左上の三本線をクリックして、「リソースの作成」をクリックします。

検索窓に「bing search」と入力して検索して、Bing Search v7を選択します。

「作成」をクリックします。

以下のように入力して「作成」をクリックします。名前とかは適切な名前にしてください。

  • 名前:arashi-sakurai
  • サブスクリプション:無料試用版
  • 価格レベル:S1(250 Calls per second)
  • リソース グループ:新規作成から『arashi』
  • リソース グループ場所:(アジア太平洋)東日本
  • 以下の通知を読み、理解しました。にチェック

デプロイが完了したら、「リソースに移動」をクリックします。

API使用に必要なKey1が表示されます。あとで使います。エンドポイントに関しては、よくわかりません。私は使用しませんでした。

画像収集

こちら(Bingの画像検索APIを使って画像を大量に収集する)の記事を参考にしようとしましたが、記事が少し古くて、Bing Searchのバージョンが5のときのものだったせいか、コードを実行するとエラーが出ました。

そこで、Bing Search v7に対応した記事(PythonでBing Image Search API v7を使って画像収集する)のコードを使わせていただきました。以下部分を変更すればOKです。

  • API_KEY = “<取得したAPIKey>”
    Azureで取得したkey1を入力します。
  • MAX_RESULTS = 100
    取得したい最大画像枚数。私は1000にしました。
  • OUTPUT = ‘<画像を保存するディレクトリ>’
    私の場合、デスクトップのArashiというフォルダの中のninomiyaというフォルダに画像を保存したかったので、『/Users/ユーザー名/Desktop/arashi/ninomiya』としました。Macの場合、フォルダを右クリックしてoptionキーを押すとパス名をコピーと表示されてコピーできます。
  • term = ‘<検索語>’
    ここでは、二宮和也と入力しました。

結果的に、768枚の画像を取得できました。しかしながら、二宮君以外の写真も結構あるため、実質は、ざっくり500枚ほどを取得できました。

と〜げ

しかし、写真には顔以外の部分も多いので、顔部分だけの画像にする必要があります。それについてはこちらの記事を読んでみてください。

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