半年でTOEIC700点をとる勉強方法【実体験】

この記事では,私の体験を元に半年でTOEICスコア700点をとる勉強方法について紹介します.

なんらかの理由で,TOEICスコアを上げたい!と思う人が多いと思います.

しかも短期間で上げたい!と思う人もまた多いと思います.

でもTOEIC700点をとろう思っても、どう勉強したらいいかわからないという人も多いと思います.

私もそうでした.

私は,大学3年生のときに受けた初TOEIC受験のスコアは300点台でした.そこから,勉強して半年後にTOEICスコア750点を取りました.

断言します.半年で300点台→700点は可能です!

今回は,私の経験を元に半年で700点をとる勉強方法について書いていきます.とにかくTOEICスコアを上げたいという人に読んでいただけたらと思います.

今思えば,勉強方法に無駄が多かったという反省もあるので,その反省も踏まえて,かなりイイ勉強方法を紹介できると思います.

今回の記事内で書くTOEICは,TOEIC® Listening & Reading Test のことを指します.Speaking TestやWriting Testのことではありません.

toge

TOEICに特化した勉強をする

TOEICスコアを上げるには,「TOEICに特化した勉強をする」ということが一番大切です.

誤解を恐れずに言うと,英語力を上げる勉強をするのではなく,TOEICスコアを上げるためだけの勉強をするということです.

ここでいうTOEICは,TOEIC® Listening & Reading Test のことです.TOEIC® Listening & Reading Testは,文字通り,英語のリスニング力リーリング力のテストです.

ですから,他のスピーキング力やライティング力のような力は必要ありません

英語の発音ができなくても,

英語が話せなくても,

英語で文章を書けなくても,

英語の単語のスペルがわからなくても,

TOEIC(TOEIC® Listening & Reading Test )で高得点を取ることが可能です.

TOEIC(TOEIC® Listening & Reading Test )を上げるために,語学留学してスピーキングを学ぶとか,英語で日記を書くという行為は,意味がないとは言いませんが,非常に効率が悪い勉強方法です.

「TOEICに特化した勉強をする」ことが,TOEICスコアUPへの最大の近道です.

低スコアの原因は?

具体的な勉強方法を紹介する前に,まず,なんで低スコアなのか?という原因を整理しましょう.

TOEICスコア300点,400点の人は大きく2つの原因があると思います.

  • TOEICの問題形式に慣れていない
  • 英語力がない

TOEICの問題形式に慣れていない

低スコアの人は,TOEICの基本的な問題形式を理解していないことが多いです.

TOEICのリスニング,リーリングの各パートでどんな問題形式なのか?という基本的なこともしっかり把握せずに,TOEICに挑んでも高得点は難しいです.

「慣れる」ということをもう少し噛み砕くと,

どんな問題形式の問題がどれだけあるのか,制限時間はどのくらいか,どういう順番でどのくらいの時間配分で解くのかを事前に考えておいてテストに挑める状態にあるということです.

以前の職場で,英語力は高いのに,TOEICスコアがそうでもない人がいました.仕事で使う英語を見る分には,最低でも800点くらいは取れそうなのに,その人は600点台でした.これは,TOEICの問題形式に慣れていないことで,力を十分に発揮できていないのが原因だと思います.

toge

英語力がない

TOEICスコア300〜400点は以下の英語力が全体的に足りていません.

  • 単語
    英単語の意味と,その音を知っている.
  • 聞き取り
    英語の文章を聞きとる.
  • 読解力
    英語の文章を早く正確に読む.

勉強方法

では,TOEICの問題形式に慣れる+英語力向上 ができる勉強方法について,段階的に説明していきます.

優良な参考書を1冊やりきる

まず,TOEICの参考書を1冊やりきってください.1冊やりきることで,問題形式の理解と英語力の向上が確実に行えます.私がオススメする参考書は,「TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術」です.私はこの参考書によって625点までスコアUPできました.

※ 2016年に導入された新形式問題を組み入れ済みです.

この参考書のいいところは大きく2つあります.

  • 各パートの解き方がわかる
    例えば,リスニング パート2の問題では,「問題文にcopyという単語が入ってた場合,解答文にcoffeeなど似た発音の単語がある文は正解ではない」といったテクニック的な部分が学べます.
    また,リーディング パート5の問題では,「5秒で解く問題と20秒ど解く問題」など問題形式の詳しい説明があります.
    そして,時間配分についてのアドバイスもあります.
  • スコアがアップしやすいパートがわかる
    本書では,スコアがアップしやすいパート順に学習できます.TOEICでは,リスニングパート1,2,3,4とリーディングパート5,6,7があります.本書では,パート2,5,6,3,4,7,1の順にスコアが上がりやすいと説明しています.

確実に効果ありの参考書です.1回やって終わりではなく,是非2周3周と繰り返し勉強しましょう.

TOEIC公式問題集を解きまくる

私は,上で紹介した問題集をやってTOEIC600点を超えたあとは,ひたすら色んな問題集をやってました.今思えば,無駄が多い勉強をしていたように思います.結果として,750点を取るまで5か月もかかってしまいました.

その経験を踏まえて,今の私がおすすめする勉強方法は,「TOEIC公式問題集をひたすら解きまくる」ことです.TOEIC公式問題集とは,「テスト開発機関であるEducational Testing Service(ETS)が,実際のテストと同じプロセスで作成した問題を収録した公式なTOEIC問題集」のことです.

テスト開発機関が作っている問題集のため,実際のTOEIC問題に最も近い模擬試験問題集です.新形式に対応した問題集も出版されています.

この問題集ほど,TOEICに必要な英語力を学習できるものはありません

ちょっと高いですが,この問題集群を購入して,何回も解きまくることが,一番の近道だと思います.

では,どんな風にTOEIC公式問題集を使えばよいのか?私は以下のように3回同じ問題を解くことがいいと思います.

  1. テストと同じように時間を測って,問題を解く.
  2. 時間を計らずに時間無制限で,問題を解く.
    そして,答え合わせをする.
  3. 1~2週間後に再度,時間を測って問題を解く.

2回目の時間無制限で解いた場合は,そのスコアが自分の本来持っている力です.つまり,時間があれば取れるスコアを知ることができます.

3回目では,1,2回目の復習をすることができます.

最後に

TOEICは世界的に通用する試験ではありませんが,日本では,大学・大学院,企業などで,英語力を示す指標として使われる試験です.今回紹介した方法を実践すれば,私のように半年もかからずに,700点〜800点くらいは取れると思います.

私も,大学卒業後,英語の勉強をしなかったのですが,転職を機にまた,今回紹介したTOEIC学習を実践して800点を超えることができました.

以前紹介した「スタディサプリENGLISH」がリスニング対策にオススメです.

私は,もう3年近く毎日勉強しています.かなりリスニングの力が着いたと感じています.ちなみに,TOEIC対策コースもあります.

3 COMMENTS

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です