エストニア タリンを観光するときに,公共交通機関の利用が必要になります.
今回は,エストニア タリンの公共交通機関(バス,トラム,トロリーバス)のチケット購入,乗り方について書きます.
タリンの公共交通機関
バス,トロリーバス,トラムの3つがあります.
チケット種類と料金
エストニアは電子化が非常に進んでいるため,Webを通してのチケット購入が可能です.
旅行者が使用するチケットの種類としては,以下があります.
- スマートカード(Smartcard ,Ühiskaart)
1hチケット:1.1€ - QRチケット(QR-ticket)
シングルチケット:1.0€ - 運転手から買うチケット
シングルチケット:2.0€
と〜げ
チケットの購入
スマートカード(Smartcard ,Ühiskaart)
これは,SuicaやPasmo的なものです.
カード型で,後からもチャージすることができます.エストニア語ではウヒスカールトÜhiskaartです.
- まず,スマートカードそのものを購入する必要があります.R-kioskやスーパーマーケットで購入します.
R-kioskは,空港,駅,バスセンターなど至る所にあります.
私は,エストニアタリンのバスセンター内のR-kiosk(キオスク)で買いました.
- カードのデポジットとして2€を支払う必要があります.
- 購入したその場でチャージしてもらうことが可能ですが,チャージの最小単位は2€です.
- 購入から6か月以内であれば,カードの返却をして2€が戻ってきます.
- タリン空港のR-kiosk(Tallinn airport R-kiosk)
- 港のA~DターミナルのR-kiosk(Passenger port A and D terminal R-kiosk)
- 電車駅のR-kiosk(Train station R-kiosk)
- バスステーションチケットサービスデスク(Regional bus station T-ticket service desk)
- Add money選択します.
- スマートカードの裏のバーコード下の数字を打ち込みます.
- 購入手順は,QRコードのときと同じです.クレジットカードで購入できます.
- 1day:3 EUR
- 3day:5 EUR
- 5day:6 EUR
- 30day:23 EUR
- Tallinna Transportのサイトから照会できます.
- Ticket and money balance control で照会できます.
- スマートカードの裏のバーコード下の数字を打ち込むと残額が照会できます.
と〜げ私はキヨスクで2€チャージして,トラムに乗ったので1.1€を消費したので,残額が0.90€です.
QRチケット(QR-ticket)
回数制のチケットです.Webページか,Mobile Appで,QRコード型のチケットを購入して,電車内で有効機にピっとかざして有効化して使用します.
飛行機のE-チケットみたいな感じです.10回分まで購入できます.
今回は,スマホからWebページにアクセスした画面を例として表示します.
- Tallinna Transportというタリンの公共交通機関のサイトから購入できます.
- QRチケットをクリックします.
- Eメールアドレスを入力して,最大10回分まで購入できます.購入後,このEメールアドレスにQRコードが送付されます.
- 購入方法を選択します.クレジットカードを選択します.
- クレジットカード情報を入力します.
⇧私の勘違いでした.すみません(2018.9.5追記).
- 決済が終了すると,Download ボタンが表示されます.
- Download ボタンをクリックすると,チケット兼レシートが表示されます.これがチケットになります.同じものがEメールアドレスにも送付されています.
- QRチケットはモバイル App.からも購入可能.
- モバイルApp.から購入する場合は,アカウントを作成し,ログインする必要あり.
- モバイルApp.のサービス使用料として0.32€加算される.
運転手から買うチケット
運転手から直接,現金で購入することが可能です.ただし,QRチケットやスマートカードと違い,シングルチケットが2€と高いです.
乗り方
乗るのは簡単です.乗り物内の有効機に,e-チケットピッと鳴ったらOKです.
スマートカード用の有効機
QRチケット用も使える有効機
こちらがQRチケットも読み取り部分も付いてる有効機です.この有効機の下部がQRコードを読み取る部分です.
QRチケットは,2017年3月から開始されたので,すべての有効機がQRチケット対応ではありません(すべてをQRチケット対応にするつもりはないと発表されています.).乗り物の前方のドア付近にQRコード対応の有効機△が設置されています.
複数人でシェア
QRチケット,スマートカードは,友人や家族でシェアすることができます.
簡単に手順を示します.例)2回分のQRチケットを持っていて,自分と友達と2人で乗る場合.
- 有効機で自分の分を有効化(かざしてピッ)
- 有効機の矢印ボタンを押して,残りのライド分(今回の例では友達の1回分)を選択して,OKボタンを押す.
- 再度,チケットを有効化(かざしてピッ)
※ QRチケットは10回分まで纏めて購入可能.
※ スマートカードのシェア最大人数は6人まで.
複数人でのシェアに関しては,私は試せていません.1人での旅行のため.詳しくは,ホームページで確認してください.
まとめ
- 主要な公共交通機関はトラム,トロリー,バスの3つ.
- GoogleMapのルート検索が使用可能.
- QRコードはネットで購入可能.
- スマートカードは,キオスク等で購入できて,ネットでチャージできる.
- 乗るときは,ピっとチケットをかざすだけ.
今回は,以上です.エストニア タリンはE-シティを目指しているため,ネットでの購入が進んでいて便利です.
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[…] エストニア タリンのバス,トラム,トロリーのEチケット購入と乗り方 […]
説明助かりました。ありがとうございました。
QR コードのをネットで買って使いました。
やはり iPhone の Apple Pay が反応してしまいましたが、払えているとは思います。
あと、ネットで QR コード買う時、日本語もありましたが、ダウンロードのページはエストニア語になってしまいました。
野村さん、コメントありがとうございました。apple payが反応しても問題ないのですね。教えていただきありがとうございます。