ヒットレシオが重要!「ぼくは愛を証明しようと思う。」のまとめ

最近,「ぼくは愛を証明しようと思う。」という本を読みました.この本は,小説で,本書内で,恋愛工学というモテる方法について書かれています.

今回は,本書で紹介されている恋愛工学を中心に纏めてみました.

 

モテない男の特徴

この特徴を本書では2つ言葉から説明しています.

  • 非モテコミット
  • フレンドシップ戦略

それぞれ説明していきます.

非モテコミット

ちょっと優しくしてくれた女を簡単に好きになり,もうこの女しかいないと思いつめてその女に好かれようと必死にアプローチすることが非モテコミットです.

女はこういう男を「キモい」か「搾取相手」としか思わず,プレゼントを買わせたり,何かを手伝ってもらいます.

 

フレンドシップ戦略

モテない男が非モテコミットした女に対してアプローチする時の唯一の戦略のことです.まずはセックスしたいなんていう雰囲気を出さずに,友達になろうとすることです.

そして,親密度を友達として深めていって告白して,彼女になってもらってからセックスしようとする戦略のことです.

本書内では,この戦略を否定しています.

その理由として,女は「セックスしたり恋人にするかもしれない男」と「ただの友達の男」かをすぐにフォルダ分けするからです.

一旦,「ただの友達の男」のフォルダに入ると,そこからの逆転は至難の技です.

 

恋愛は効率的に努力するべき

勉強や仕事のように効率的に目標を達成するために,努力するべきと本書では書かれています.

まず,モテの方法論を紹介します.

モテの方法論

モテ = ヒットレシオ × 試行回数

  • 試行回数・・・女と出会う→飲み等に誘う→セックスまでを1試行とした場合のその回数.
  • ヒットレシオ(hit ratio)・・・試行が上手くいく確率.

この等式から,わかるようにモテるためには,ヒットレシオを上げるか,試行回数を上げるかの2通りあります.

効率的にモテるためには,上記2つを上げることを考える必要があります.それぞれの方法については次で示します.

 

モテるためには

試行回数を上げる

モテない男の多くが,圧倒的に試行しようとするチャレンジが足りていません.結果,経験も詰めずに,ヒットレシオも上がりません.

ヒットレシオを上げるテクニックうんぬんよりも,まず,試行回数を増やすためチャレンジ数を上げることが大切です.「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」という言葉があるようにまずは数です.

本書内では,トライアスロンと称して,街コン,ストナン,クラナンで1日50人以上の女にアタックします.

 

ヒットレシオを上げる

本書内では,ヒットレシオを上げるためのテクニックが紹介されています.一部のみ紹介します.

イエスセット

・・・女が自然と肯定的な雰囲気になるような言葉を投げかけること.

イエスを言わせ続けると,自然とラポール(女が男を信頼して心を開いている状態)が形成されて,連絡先やホテルへの誘いにもイエスと言ってしまいやすくなります.イエスの慣性が働くということです.

例えば,飲みに行ったときに,女がおいしそうにビールを飲んでいるときに,

男:ビール好きですか? 

女:好きです.

これは,女はおいしいと言っているので,好きなのは聞かなくてもわかっています.それでもYesを引き出すためあえて聞くのです.

 

バックトラック

・・・簡単に言うとオウム返しのこと.相手が言ったことを繰り返すこと.

会話が途切れさせないように話題をひねり出さなくていいので,簡単に言葉のキャッチボールできます.

 

ミラーリング

・・・相手と身体的な動作を真似ること.相手とリズムを同期させていくこと.ただし,変な人と思われない程度に行う.

ここでは,紹介しませんが,本書内では他にも有効な方法が紹介されています.

 

最後に

本書では,モテるための方法が恋愛工学という視点で書かれています.なんとなくの方法論ではなくて,非常に理論的に書かれていて面白いです.

最近,マンガ版も出ているので,良ければ読んでください.私はマンガ版が読みやすくて好きです.小説としても面白いので,おすすめです.

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