【確定申告】海外にいる場合の５つの選択肢！

この記事では，確定申告時期に海外にいる場合の，確定申告の5つの選択肢について紹介します．

私は，会社を退社して，海外に10か月ほど滞在していました．会社を退職したので，自分で確定申告をする必要がありました．でも，確定申告の時期である2月16日~3月15日の間も海外にいました．

このように，自分で確定申告をする必要がある人で，確定申告時期に海外にいる場合は，確定申告をどうすればイイのか？

これから紹介する5つの選択肢のどれかを一つを選んで，確定申告しましょう．

正直なところ，既に今海外にいる人がとれる選択肢は少ないです．確定申告時期に海外にいる予定であれば，出発前の日本にいる間にどの選択肢をとるかを決めておいた方がイイです！

確定申告とは

1年間とは，1月1日〜12月31日を指します．所得の申告時期は翌年の2月16日〜3月15日です．具体的にやることとしては，自分の住所地を管轄する税務署に確定申告書を提出・送付する必要があります．

会社員の場合，会社がやってくれます．それが，年末調整です．年末調整は，毎月給与から引かれている所得税（源泉徴収）を，1年の所得税が確定する年末に清算する仕組みです．

私のように，会社を退社して，再就職せずに申告時期を迎える人は，個人で確定申告しなければいけません．

では，海外にいる場合の確定申告における5つの選択肢を見て行きましょう．

海外から確定申告 5つの選択肢

1. 申告時期前に確定申告

海外に行く前に，申告時期前の日本にいる間に確定申告してしまうということです．

確定申告時期は，原則2月16日から3月15日です．しかし，この時期の前でも確定申告をすることができます．正確には，申告時期前でも税務署に確定申告の申告書を受け付けてもらえるということです．

つまり，税務署が申告時期まで預かってくれるという状態です．

ただし，申告書を提出した時点で，その年の所得が確定していないとダメです．

例えば，会社を退職して，その年に収入を全く得ないで貯金で海外旅行するという場合は，申告時期前に確定申告するのはOKです．

でも，申告時期前に申告書を提出して，その後に収入が発生した場合は，納税額が変わってしまうので申告時期前に行った確定申告内容を変更しなければなりません．

2. 申告時期後に確定申告

申告時期中は海外にいて，日本に帰国したあとの申告時期後に確定申告するということです．

基本的に，申告時期を過ぎるとペナルティ（無申告加算税，延滞税等）があります．しかし，確定申告によって還付金がもらえる人は，申告時期を過ぎてもペナルティがありません．

還付の場合は，過去5年に遡って申告が可能です．つまり，5年遅れて申告しても大丈夫です！

自分が還付金がもらえるかどうかわからない！？という人は，還付金額を計算してみましょう！

自分の還付金額は会計ソフトのfreeeを使用すると，簡単に計算できます．

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3. 申告時期中に日本で確定申告

申告時期中に普通に日本で確定申告をするということです．

確定申告時期に，日本にいるようにすればイイということです．寒くなるまで海外にいて，冬は日本で過ごして，春になってから海外にまた戻るみたいな計画を立てましょう．

4. 納税管理人を立てて代わりに確定申告

納税管理人に，代わりに確定申告してもらうということです．

納税管理人に確定申告してもらう場合は，日本で所定の税務署に，納税管理人の届出書の提出をする必要があります．

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5. e-Tax を使って確定申告

e-Tax（イータックス）とは，国税に係る申告・申請・納税に係るオンラインサービスのことです．e-Taxを使えば，海外にいてもネットで確定申告することが可能です．電子申告（e-Tax）は1月5日から確定申告が可能です．

しかし，e-Taxを使えるのは 居住者のみ，つまり日本に住民票がある人のみです．海外転出届けを役所に提出した非居住者はeTaxが使えないです．

ちなみに，海外転出届けを提出すると，国民健康保険料，住民税を払う必要がなくなるというメリットがあります．詳しくは過去記事をどうぞ．

海外転出届けを出さずに，海外からe-Taxを使って確定申告する場合はICカードリーダーを購入する必要があります．

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NTTコミュニケーションズ 2015-12-12

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こちらのブログさんが詳しいです．

最後に

初めての確定申告についてはこちらの記事を参考にしてください．